【塗装日誌】金属屋根の塗装工事
皆さんこんにちは!
この間年が明けたと思っていたら、もう2月も終わってしまいますね。。塗装見習い人けいです(・∀・)
根岸塗装は仕事始めから今までなんだかんだ途切れることなく、たくさんのお仕事をさせて頂いております。
むしろ忙しすぎて、ブログの更新もままならないぐらいでして。。。
更新が遅くなってしまって申し訳ありません。
休憩中などの隙間時間を使ってちょこちょこ書き溜めましたので、よかったら最後まで見ていってくださると嬉しいです(^-^)
さて、今回の記事では、このブログ初の塗装工事を紹介したいと思います。
塗装職人のブログで、未だにご紹介出来ていないことがずーーっと引っかかっていたんですが、ようやくです!笑
お待たせしました(・∀・)!!
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屋根を塗る時の工程
今回のような金属の屋根塗装は、
- 高圧洗浄
- ケレン
- サビ止め(下塗り)
- 中塗り
- 上塗り
- 完成!
といった工程を踏んでいきます。
塗装工事開始!
高圧洗浄機で洗浄後、サビが出ている箇所をケレンし、サビ止め塗料を塗っていきます。
大きな面はローラーと呼ばれるもので、サクサク塗っていけるんですが、ローラーだけですとどうしても細かいところに塗布出来ないので、まずは刷毛(はけ)で面を残して細かい部分を塗っていきます。
サクサク塗っていっても屋根の下に塗料が垂れないよう、一番端の部分も刷毛で塗っちゃいます。
刷毛での作業が終わったら、次はローラーの出番です(・∀・)
このように残してある面を塗っていきます。
サビが目立っていた屋根が、綺麗な真っ白な屋根になりますね(^-^)
因みにもっと酷いサビが出ていたり、写真のようにサビ止めが綺麗に塗布出来ない場合には、サビ止め塗料を二回塗布する場合もあります。
また、サビ止め塗料を適当に塗ったり、下塗りとして塗らなかったりしますと、雨水が忍び込んでサビがより進み、せっかく塗った中塗り剤、上塗り剤が禿げてきてしまうこともあるので、屋根の塗装工事では一番の肝と言っても過言ではありません。
ですので、今回もしっかりと塗らせていただきました(・∀・)!
上塗り後!
サビだらけだった屋根が、綺麗なグレーの屋根に仕上がりました(・∀・)!
因みに今回中塗りと上塗りは、遮熱のシリコン塗料で塗らせていただきました。
ここ数年、7月から8月にかけて平年よりも高い気温が記録されることもしばしばあります。
特に今回塗らせていただいたような金属屋根は、熱の伝導率が非常に高く、屋根から受けた太陽の熱がそのまま室内に伝わってしまいます。
ですがその分金属屋根は、他の屋根材と比べて、遮熱塗料の効果が一番発揮されるんです。
実際に夏場に金属屋根を塗っていると、靴の裏のゴムがへにゃへにゃ~と柔らかくなってしまったり、素手で屋根を触ると火傷してしまいそうなぐらい熱くなっていることもあります。
そんな時に遮熱性のある塗料を塗ることで、作業をしている私たちにも実感出来るぐらい屋根の温度が変わったりもします。
つまり、遮熱塗料を塗り屋根そのものも熱を帯びづらくなることで、室内へ伝わる熱が更に低減されるんです。
そうしますとエアコンの設定温度を低くする必要もなくなり、浮いたお金でいつもよりちょっと豪華な外食なんかにも行けちゃいますね(´∇`)
と、まあ浮いたお金で何をするのか、何処へ行くのかというお話は置いといて。。。
今回は金属屋根の塗装工事の様子をお届けしました!
今回ご紹介しました遮熱塗料の塗装工事が施工出来るのは、金属屋根だけではありませんので、ご自宅の屋根をこの機会に見てもらいたい!という方はお気軽にお声掛けくださいませ。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^-^)
【住宅基礎知識!~外壁編~】外壁って主に何で出来てるの?
皆さんこんにちは!
仕事の休憩中は専ら読書をしています、塗装見習い人けいです(^-^)
因みに現在読んでいる本は、宇多田ヒカルさんの『点』という本です。
結構昔に出版された本なのですが、宇多田さんの概念を覗き見しているような不思議な感覚があり、これがまた面白くてどんどん読み進めてしまうんですよね。。。
と、まあ私の話は置いといて。。。
塗装を頼もうと思って業者さんのHPを見てみたものの、なんだか専門用語が多すぎて何が何だかわからない!!というお客様が一人でも少なくなるように、色んな専門用語や、専門知識をわかりやすくご説明したいと思います。
そんなわけで今回は、住宅基礎知識!〜外壁編〜です!
お家の外壁といっても、本当にたくさんの種類があるので、その中でも最近の主流となっている外壁材について、書いていきたいと思います(・∀・)
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外壁の素材と特徴
さて、この記事を読んでいる皆さんの中に、ご自宅の外壁がどんな素材でどんな特徴をもっているのか、知っているよーという方はどのぐらいいらっしゃるのでしょうか?
(^-^) 大体知ってるよ!
という方も、
(´・ω・`) なんとなーく知ってると思う…。
という方も、
( ノД`) 全くもってわかりません!!
という方も、せっかくの機会ですので、ご自宅の外壁がどのようなものなのか、そして塗り替え時はいつなのか、詳しくご説明しますので、さっそく見ていきましょう!
外壁材について詳しく知ろう(・∀・)!
外壁材は様々な種類があり、色や柄のバリエーションに物凄く富んでいます。
中でもサイディングは、デザイン性の豊富さや比較的安価で施工出来ることから、今や建築業界では欠かすことの出来ないものとなっています。
少し昔はモルタルやヘーベルが主流でしたが、最近ではサイディングを使ったお家が最も多いですね。
(´・ω・`) ちょ、ちょっと待って…。『モルタル』だの『ヘーベル』だの『サイディング』だの、何のこっちゃわからないわ。
で、ですよね(^^;)
私も初めて塗り替えをする時、周りの職人さんが「あれはサイディングだから~」とか、「あのヘーベルは~」とか何のこっちゃ状態でした。
ですので、もっと詳しく噛み砕いて説明いたします!
サイディングとは?
サイディング材は、セメントや繊維質、無機物からなる板状の外壁材です。これらを壁に貼り合わせていくことで、お家の外壁が出来上がります。
貼り合わせていくと、写真左側のようにどうしても隙間があいてしまいます。
その隙間をシーリングやコーキングと呼ばれるもので塞ぎます。
そうすることで、サイディング材同士がぶつかって劣化を早めてしまう恐れや、雨水による浸水の恐れを解消してくれます。
これらの工程を経て、写真右側のような外壁が出来上がるんですね。
これがいわゆる、サイディングと呼ばれる外壁です。
サイディングの外壁において、もっとも早く劣化するのはシーリング部分です。
およそ5年~10年ほど経ちますと、シーリング部分にひび割れや、亀裂、また酷い場合ですとサイディング材との剥離などが見られます。
サイディング材自体の耐久年数は、7年~10年と言われています。
サイディング材の劣化症状としては、ひび割れや、※チョーキング現象、また塗装が施してある場合は塗膜の剥がれや膨れなどの症状があります。
※チョーキング現象とは、外壁を指で擦った際、指にチョークのような白っぽい粉がつく現象のことを言います。これは外壁の防水効果が切れているサインです。
これらのことを考慮すると、塗り替え目安としては、6年~10年ほどが良いでしょう。
また、酷いひび割れなどが無い場合には、元の模様を生かしたクリアー塗装が施せるので、模様を生かしたい!と言う方は、こまめな塗装工事をおすすめ致します。
年数を忘れてしまった方は、下記のまとめとご自宅の外壁を照らし合わせて塗り替え時かを確認してみましょう。
サイディングの塗り替えサインまとめ(・∀・)!
- シーリング部分のひび割れ、亀裂
- シーリングとサイディング材との剥離
- 外壁のチョーキング現象
- 塗膜の剥がれ、膨れ
- サイディング材の反り など
ヘーベルとは?
お家の外壁でサイディングに次いで多いのはヘーベルを使った外壁です。
「ヘーベル」という名称は旭化成建材さんが売り出しているヘーベルハウスからきています。
このヘーベルというのはあくまでも呼称で、正しくは『 ALC外壁 』と言いまして、旭化成建材さん以外でも、ALC外壁の商品を売り出している会社は多数あります。
ただ、馴染みのあるヘーベルハウスはALC外壁の代名詞となっていることや、職人さんは言いやすいことから『ヘーベル』と言っている方が非常に多いですし、依頼主であるお施主様に説明をする時にも、ヘーベルという言葉を用いることが多いです。
少しややこしいですが、簡単に言うと職人さんの言うヘーベル=ALC外壁ということですね(・∀・)!
ALC外壁はサイディングと同様、パネル状のものを貼り合わせていくことでお家の外壁が出来上がります。
また、同じように貼り合わせていく上でパネル間に隙間が生じますので、シーリングを充填してその隙間を埋めていきます。
建てる際の作業工程を大まかに見ると、サイディングとほぼ同じように作られているんですね。
サイディングとの大きな違いはその素材です。
ALC外壁は、軽量気泡コンクリートで出来ています。コンクリートって重いんじゃ…と思われる方もいらっしゃいますが、その内部は文字通り気泡が空いている状態ですので、通常のコンクリートと比較するとなんと、1/4程度の重さなんです。
さすが軽量気泡コンクリートですね(・∀・)!
ALC外壁の一番の弱点は、サイディングと同様にシーリング部分です。
また、ALC外壁は内部に気泡が空いていることから、耐水性が低いことも弱点になります。
ですので、シーリング部分の劣化や、塗膜の剥がれや膨れ、チョーキング現象、遠くから見た際に色褪せや色ムラが見られるなど、これらの劣化症状が見られた場合、浸水などによる更なる劣化を引き起こさないよう、塗装工事をお考えになられると良いでしょう。
ALC外壁の塗り替えサインまとめ(・∀・)!
- シーリング部分のひび割れ、亀裂
- 外壁のチョーキング現象
- 外壁の色褪せや色ムラ
- 塗膜の剥がれや膨れ など
モルタルとは?
モルタルは、セメントと砂と水を練り合わせて作られたもののことを言います。
そのモルタルを外壁部に塗りつけて土台となるモルタル壁が出来上がります。
そこへ塗料を様々な大きさにして吹き付けたり、細かい砂など(リシン・スタッコと言われています)を塗料と一緒に吹き付けたりなどの仕上げ吹きをすることで、モルタルの外壁が完成します。
写真左側が塗料をまとめて吹き付けて柄をつけた吹き付けタイル壁で、右側は細かい砂を吹き付けたリシン壁です。
モルタル壁はセメントを使っていることもあり、壁のひび割れが最も多く見られる症状です。
また、吹き付けた塗料が劣化しますと最悪の場合、右側の写真のように壁が剥がれ落ち、モルタル部分が剥き出しになってしまいます。
そうならない為にも、塗り替え時のサインを見逃さないようにしましょう。
モルタル壁の塗り替えサインまとめ(・∀・)!
- ひび割れ
- チョーキング現象
- 色褪せ・色ムラ
- 塗膜の剥がれ・膨れ
- 雨などによる目立った黒シミ など
外壁材は他にも沢山の種類がある
外壁には白壁・漆喰壁と呼ばれるものや、木材で作られたウッドハウスなんかもあります。
サイディングにも紹介したもの以外にも種類がありますし、外壁材によって使う塗料が変わってきます。
今日は沢山ある種類の中でも、最近の主流となっている外壁材について少し掘り下げてみました。
もっと詳しく知りたいよ~という方に向けて、また後日、更にもっともっと詳しく説明した記事を書きたいと思っていますので、よろしければ引き続きご愛読よろしくお願いいたします(・∀・)!
根岸塗装ではお客様の様々な疑問にお答えしていきます!
今回の記事には載っていないけど、私のお家はどんな外壁材なの?と気になった方や、モルタル壁が割れてきている、サイディング材を繋ぐコーキング部分に亀裂が生じているなどなど、様々な症状でお悩みの方は、是非根岸塗装までご相談ください!
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